長谷川裕次ストーリー

オーナーパティシエ
長谷川裕次
京都出身 昭和57年7月8日生まれ

食べることが大好きな幼少期
-料理人になりたい-

私の父親は、中国料理の料理人。京都でもトップクラスの中国料理レストランで総料理長をつとめておりました。父親の作る料理は、どれも洗練されており広東料理らしくあっさりとして、素材を生かした料理でした。母親もレストランのサービスとして勤めておりましたので、両親共に食べることが大好き。レストランに連れて行ってもらう機会も多く、子供ながらに美味しい料理をたくさん作りたいと感じていました。

そんな家庭環境で育った私は、幼少期から、料理人になると決めていました。高校も農業科のある学校に入学して、日々様々な野菜を育てており、素材の勉強をして、将来に役立てようと思っていました。

パティシエという仕事へのあこがれと、
山川シェフとの出会い

しかし丁度そのころ日本でパティシエという仕事がテレビや雑誌で多数取り上げられており、料理人より、華やかでメディアで活躍しているパティシエをみてすっかり気持ちがお菓子屋になりたい!と思うようになりました。

高校卒業後、お菓子の専門学校を出て、菓子屋として働こうと考えていましたがバリバリの現役料理人の父親から、早く実戦で鍛えろ、と有無を言わさず、就職するはめになりました。父親の協力もあり、京都の有名店に入る事ができ、少しずつ技術と経験を積んでいきました。

3年ほど過ぎた頃、当時から関西洋菓子会の巨匠と言われていた、「山川良広」氏と出会います。我々の業界では知らない人はいない程、厳しい方でした。関西を中心に名だたるホテルのベストリーシェフを長年にわたり勤められ、名実ともに一流の方から独立される際にオープニングスタッフとしてお誘いを受け、丸12年間、第一線の方から、基本的な技術とお菓子に対する考え方を全て叩き込んでいただきました。

山川シェフが、惜しまれつつ閉店されたと同時に山川シェフからお店を引き継ぎ、師から受け継いだお菓子を大事に作り続けながら、オリジナリティあるお菓子作りを目指しております。

パティスリーYujiが大切にしていること

特に宇治抹茶を使ったお菓子作りに力を入れております。 当店のコンセプトは、「お菓子で喜びを提供する」ことです。 ただ単にお菓子を作るだけではなく、大切な人の似顔絵を描いたケーキや、お子様のアレルギー対応のケーキなど、お客様が本当に求めている商品をお作りしていくことが私達のお菓子作りに対する姿勢です。そのために、常に学び、実践する事で、より良いサービスを提供します。